縮毛矯正とは縮毛を目立たないよう矯正することを言います。日本人にとっては天然パーマ自体少数派ですし、さらに強い縮毛ともなると、かなり珍しい髪質ではないかと思います。多数派のストレートの人たちからすれば、「個性的でいいじゃない♪」いう意見もありそうですが、当人にとって悩みであれば仕方ありません。なんとか縮毛矯正したいと願う人もみえることでしょう。
縮毛矯正というとストレートパーマと混同しがちで、実際、混同して扱っている美容院すらあります。しかし、ストレートパーマと縮毛矯正はそもそも別物なのです。
ストレートパーマの仕組みは、はシスチン結合という髪の構造を一旦切断して再結合するというもの。一方、縮毛矯正は加水分解を利用するパーマを応用します。
昨今は、一言で縮毛矯正といってもいくつか方法があるのですが、加水分解パーマを応用したものが縮毛矯正の主流です。パーマと同じですから、アイロン、ドライヤー、スチーマー遠赤などの熱を利用する方法であって、縮れ毛の矯正に使う薬品類、道具類はストレートパーマとは全く異なっています。
加水分解とはアルカリと熱によるたんぱく質分解を利用する方法です。それをパーマに応用すると、保水性が確保されていことから、しっとりツヤツヤな髪を実現できることがメリットと言えます。
縮毛矯正を受けたとき、できばえの良し悪しは施術者の技術によって決まります。基本的な理論はテクニックは同じでも、熱のかけすぎはたんぱく質を溶かしたり、変形させたりします。
また薬剤の使い方も、デリケートなもので、軟化不足になると、どんなに熱を加えても髪の毛はまっすぐ伸びません。一方、軟化させすぎると、熱を加えた後、チリチリになってしまうので、縮れ毛がかえってひどくなる可能性もあります。
そんな縮毛矯正ですが、美容へのクレームにでよくあるものの一つに、髪の毛が折れてしまったというクレームがあります。これは髪の根元に薬が付着してしまうことによるもので、担当した美容師の技術不足や不注意が原因として考えられるとされています。